WWDC2007とsafari3

WWDC2007のkeynoteを観た。
http://events.apple.com.edgesuite.net/d7625zs/event/
基本的にはOSX10.5の紹介がほとんど。
quick view や new desktopはイケてるっぽい。



驚いたのは、2点。

  1. EA,IDといったゲーム会社のmac参入が最初の話題だったこと
  2. safari for windowsが提供されたこと(合わせてpublic betaがリリース。macにもsafari3が提供された)

1.EA,IDの参入

MSを意識した上での話だとすると、MSは2,3巡先を行っている。
MSはサービス志向でゲームビジネスを考えているし、既にXBOX LIVEを中心としたサービスをwindowsプラットフォームにまで拡張する状況。PCーXBOX間の対戦も可能になる。

Appleが今更プラットフォームにゲーム会社が参入しますと発表しても。。。


2.safari for windowsの提供

windwos環境にも提供することで、safariはブラウザシェアの20%を目指すとの発表だった。
firefoxが普及したといっても現状15%程度のシェアしか取れていないことを考えると、相当高い目標といっていい。
iPhoneのブラウザがsafariエンジンであるため、safariの動作確認環境を広めたいのだろうか?



現時点で public betaは日本語表示も怪しいし、gmailを使っていてクラッシュするし、、、、日本語環境のブラウジングに耐える代物では無い。
とはいえアンチエイリアスが掛かるのは素晴らしいし、描画速度も中々なので、正式リリース後、どこまでシェアが取れるかだろう。



safari for windows

safari for windowsは現時点で日本語環境では使い物にならない。
フォント設定をMS UI Gothicなど日本語フォントを含むものに変更しても、エンコーディングEUCの場合は綺麗に表示されるものの、UTF-8だと表示が正確に行われない。


現象としては、どうも日本語フォントが透明に表示されているようだ。
画面には表示されていないものの、全選択(^C-a)してエディタ上に貼り付けるとキチンと認識されている。


safari3 (for mac)

インストールするとsafari2を上書きでインストールされる。
特に問題無く動いている。

入れなくても良いかな?という気がしています。

理由:導入のメリットが少ない。


現在の所、実感としては下記一点

  • インライン検索が便利